つめ物・かぶせ物が外れたときに困らないために

こんにちは。
寒竹ファミリー歯科です。
皆様は食事をしていて突然、つめ物が取れた、かぶせ物が外れたことに気付き、慌ててしまった経験はありませんか？
つめ物やかぶせ物はセメントとよばれる接着剤を使用しています。
このセメントや金属などの素材が長い年月で劣化し、それが原因で外れてしまうケースや、虫歯などにより細菌が入り込み、二次カリエス（虫歯再発）になり外れてしまうケースがあります。
つめ物やかぶせ物が外れてしまった場合は、捨てないでくださいね。
外れた物と歯の状態が良ければ、再度歯に詰めたり、かぶせたりすることができます。
そこで今回は、つめ物やかぶせ物が外れてしまったときに、絶対にやってはいけないことをお伝えしたいと思います。

絶対にやってはいけないこと
無理に戻す
市販の接着剤で応急的にくっつける
ティッシュなどに包んでおく
長時間放置する
その歯を手で触わる
その歯で固いものを食べる
熱すぎる・冷たすぎるものを飲んだり食べたりする
その歯を磨かないなど、不潔にする
以上は主な「絶対にやってはいけないこと」です。
外れた物や歯の形が、少しでも変形してしまうと元に戻すことができなくなります。
早く歯科医院に行くことが大事ですが、すぐには行けない場合は、外れたつめ物やかぶせ物を変形させないよう容器などに入れて保管し、その歯では噛まないようにして外れた歯を守るようにしましょう。
また万が一飲み込んでしまっても、人体に影響のない物質でできているので後日排出されますが、胃痛や腹痛などの症状がある場合は念のため医療機関を受診し、レントゲンの検査を受けてください。

当院では、つめ物の詰め直しやかぶせ物のかぶせ直しを行なっています。つめ物やかぶせ物が外れてしまった方はもちろん、気になるつめ物やかぶせ物がある方はお気軽にご相談ください。