ワインが歯に与える影響とは?歯の健康ケアのポイント

ワインが歯に与える影響とは

こんにちは。寒竹ファミリー歯科です。

11月はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日がありました。
この解禁に合わせてワインを楽しむ方も多いことでしょう。しかし、ワインを飲むと口腔内の酸性度が上がり、歯に悪影響を及ぼす可能性があります。
今回は、ワインが歯に与える影響についてお話しします。

ワイン後のケア方法

ワインは高い酸性度でエナメル質を一時的に柔らかくしてしまいます。そのため、ワインを飲んだ直後に歯を磨くと、エナメル質が傷つきやすく、虫歯や歯の損傷につながるリスクが高まります。
ワインを飲んだ後にすぐ歯を磨くのは避け、まず水で口腔内をすすぎ、酸を中和させましょう。
そして、歯みがきは30分程度経過してから、やさしく行うことが推奨されます。

また、赤ワインは着色汚れを引き起こしやすいため、着色汚れのケアも大切です。

着色汚れを防ぐ3つのポイント

  1. 飲んだ後に水で口をすすぐ
    ワインやコーヒーなどを飲んだ後はすぐに水ですすぎましょう。これにより、着色成分の歯への付着を防ぎます。
  2. フッ化物配合の歯みがき剤でケア
    フッ化物配合の歯みがき剤を使用することで、エナメル質を強化し、酸に対する保護効果が期待できます。毎日の歯みがきとフロスを欠かさず行い、口腔内を清潔に保ちましょう。
  3. 就寝前は着色しやすい飲み物を控える
    就寝中は唾液の分泌が減少し、唾液による自浄作用が弱まるため、着色汚れが歯に付きやすくなります。
    そのため、寝る前に色素の濃い飲み物を飲んでしまうと、色素成分が歯に残り色素沈着を起こす恐れもあります。就寝前は着色しやすい飲み物を控え、なるべく水などを飲むように心掛けましょう。

健康な歯を保ちながらワインを楽しむために

ワインをはじめとする飲み物を楽しみながらも、口腔内の健康を守るためには日々のケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。

飲み物による着色汚れや酸による歯のダメージが気になる方には、口腔内のクリーニングをオススメします。当院では、歯の表面に蓄積した汚れや歯垢・歯石を丁寧に除去し、健康な歯を保つお手伝いをしています。
また、セルフケアのアドバイスも行なっていますので、効果的な歯みがき方法や歯ブラシの選び方についてもご案内いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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